ご紹介
京都府木津川鹿背山(かせやま)は万葉集にも登場する歴史ある里山です。私たちは親しみを込めて「かせやまの森」と呼びます。
かせやまの森は関西学研都市「木津北地区」(150ヘクタール)に指定されましたが、2003年にニュータウン開発が中止となり木津川市の市有地となりました。
かせやまの森では「生物多様性地域連携促進法」に基づいた再生プランが立てられ、市民、企業、行政が連携して保全活動が行われています。残念ながら広大な面積の一部しか手が付けられておらず、奥地では森林の荒廃や道・川の崩壊が進んでいます。
2019年、里山全体のマネジメントを目指し、地元・鹿背山区の住民を中心とした活動団体の有志が
「かせやまの森創造社」を立ち上げました。
かせやまの森
創造社
●活動・事業の種類
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里地里山再生・活用・運営に関する調査研究と整備事業
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里地里山の自然資源を地球にやさしい都市・生活づくりに活用する事業
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都市と農村と里山の好循環をつくる地域経済の構築
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里地里山での子育て、環境教育、エコツアー、心身の養生、文化活動
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活動団体、地域団体、行政、支援企業などとの連携と調整
2023年度の活動
かせやまの森におこしください
7月7日に
変更します→
連絡先 かせやまの森創造社:kaseyama.sozo01【at】gmail.com(中村)
【at】を@に置き換えてください。
活動拠点の「創造の森センター」と「生きものの谷」をつくっています。興味なある方はご一報ください。
また、かせやまの森で活動したいグループ、自然保育を目指す子育てグループ、総合学習をしたい小中学校、実習フィールドを探している高校・大学の皆さんは、かせやまの森創造社にご相談ください。
かせやまの森ビジョン2030
私たちは2030年までに達成したい「1.空間のインフラづくり」「2.人びとのインフラづくり」「3.里山を暮らしの中へ」という3つの目標を打ち出しました。
1.空間のインフラづくり
二次的な自然である里山を現代社会のニーズに合わせて手入れし活用し、良好な自然環境を保全します。
山から川へのシンボルゾーン
里山活用の基幹となる空間をシンボルゾーンとして整備します。山・谷・原の木津川へとつながる流域です。
かせやまの森創造センター
かせやまの森創造センターは、食と農、子育て、アート、環境教育などの市民グループが活動する場所です。小川や竹林や果樹園もあります。
生きものの谷
棚田や湿地環境を復元して、生きものの住みかや自然観察の場にします。
里山回遊空間
展望所や巨石や巨木のある名所(里庭)を回遊路で結び、里山に親しみ、心身をリフレッシュする場所です。
【動画】森の中に快適な里庭をつくろう
2.人々のインフラづくり
都市と農村、ずっと住んでいる人と新しい市民。 様々な人々が里山に集い交流し、心豊かなくらしと魅力的なふるさとをつくります。
3.里山を暮らしの中へ
ヤマザクラの苗を育てて学校やお店やご家庭に提供。竹ベンチ、陶板づくり、紙漉きなど里山の素材でワークショップ。自然の中で遊びづくり。タケノコ掘り。地元農家の野菜販売など。里山の恵みを生活に取り入れ、森も元気になります。
多様な活動
回遊路と里庭の整備
2022年春夏 いきものの谷をつくろう~棚田跡再生プロジェクト
2021年9月 竹ベンチ試作品
2020年9月 城山台小学校授業サポート
2020年9月 山城ごはん食農体験
2020年9月 地域の若手と回遊路の草刈り
かせやまの森は一般的な公園ではありません。
イベントなどの機会に予約をしてお越しください。
スタッフ希望や見学などは下記にご連絡ください。
活動フィールドを探している市民団体、教育機関の皆様もご相談ください。